12月24日(月) 中3 冬期講習
※ 今日の始まりは国語。この2日間の様子から講義は午前中に集中した方がよいだろう。と思えたので、少し変えてみることにした。午後から、三重高校の英・数の過去問演習と解答。それに数学の授業である。
※ 最初は国語の授業だ。「文章中の言葉を使って答えよ。」などの解答の仕方などを例に則して説明。欠落文の並べ方とか繰り返し表現に注目して、問題を解くこととか、も今日の問題文で解説できたことである。
次回は小説文の読解である。明日は休みなので3ページ宿題をだしておいた。特に3ページの問題は小説文の読解における入試の傑作問題である。心情変化をどの様に追っていったらよいのか学んでほしい。
国語の宿題…オリジナルテキストp4、5、6
※ 次は理科。平成23年の三重高校の入試問題の解答・解説である。といっても、講義は家内がしてくれる。でも私は休みというわけではない。平成22年の三重高理科の印刷(宿題となる)、数学の授業の準備、社会の授業の準備、生徒一人一人の私立高校入試過去問演習の得点入力…など忙しい。でも初日よりは楽である。
ところでこの理科の問題、非常に出来が悪かったようだ。家内の話によれば、三重高は24年の問題がやさしかったのだが、これはむしろ例外だそうだ。
理科の宿題…平成22年三重高校の問題
※次に社会。今日は日本地理に関するまとめと、これが入試問題というような練習問題の解答。
単にテキストを読むような授業は、色々なことが頭に浮かんでくる私にはできない。その結果、まとめ段階で思わぬ時間を食ってしまう。いったいいつになったら時間を上手く使える授業ができるようになるのだろう。
練習問題は図や表をふんだんに駆使する地理の良問。時間もかかるが、このような問題を何題もやらすと確実に力はつく。
次回からは歴史に入る。社会の宿題…テキストP30~33
※ 午後からは数学と英語。まず数学は平成20年の三重高校の入試問題演習と解答・解説。この年の問題は難しかったようだ。とはいえ、昔を知る身としては、随分普通になったものだと思う。無茶な問題はない。鍛えれば、もっと得点は伸びるはず。
この20年の問題を解いた過去の生徒と比べても、今年の生徒たちの得点は高い。随分受験生らしくなってきたものだ。本番でも力を発揮してくれるといいのだが。
※5限目は英語。やはり、平成20年の問題の演習と解答・解説。なんと満点の生徒が出た。その他も92点1名、88点3名とか、かなりの得点。ちょっと驚いた。この年の併願受験者の合格者平均点も77.8あったようなので驚くほどではないのかもしれない。かといってめちゃくちゃ易しい問題とも思われず、よくやったと思いたい。
長文は携帯電話をなくした人が悲惨な目に遭う夢を見るというもの。あらすじは、…
「お得意様との商談を終え、車に乗って会社に帰ろうとしたら携帯がない。車のキーとして携帯がいるので車は使えず、電車で帰るにも自動改札口を通るには、携帯がいる。何でも支払いに全て携帯を使用するので現金は持っておらず、仕方なく会社に1時間歩いて到着。すると会社のビルに入るには携帯がないと身分証明書がないことになるので入れない。泣く泣く2時間歩いて、帰宅。すると…家のドアは電子ロック。携帯がなければ家にも入れない、雪がしんしんと降ってきて、寒くてたまらない。ああ携帯をなくしたばかりに俺は死ぬのか…。と思ったら目が覚めた。」 というもの。
いやなかなか面白い。疲れているはずの生徒たちであったが、皆一生懸命に取り組んでいた。いい教材を使って学習させると生徒たちは限界を突き破って学習してくれるものだ。
※ まだ授業は続く。最後は数学。三平方の定理その2である。宿題の解答をしてからDVDで学習。そして最後にテスト。終わったら一番遅い生徒で5時45分ぐらいだった。皆さん、ご苦労さん。
数学の宿題…三平方の定理の練習問題プリント。
※ 明日は休みです。今日はクリスマス・イブ。ゆっくり休んでください。でも明日は宿題をしてね。