12月28日(金)中3 冬期講習
今日は理科が家内の仕事の都合で、できないので、数学が2時間である。また今年最後の授業だ。
※一時間目は数学。三平方の定理の宿題の解説である。プロジェクターを使い、丁寧に一題ずつ解説した。拡大する機能は特に図形問題の時、有効である。非常に分かり易くできるような気がする。何よりやっていて楽しい。
今回の冬期講習では、数学だけ特別にレギュラー授業も組み入れた。当然、時間数もその分だけ例年より多くなった。朝9時30分から始めて、終わるのは数学のレギュラー授業もやる日は5時30分過ぎである。よくこんな長時間、講習をしたものである。また絶対保たないだろうと思っていたのだが、何とかなるものだ。皆さんよく頑張りましたね。
数学の宿題は、猫の表紙の「冬期講習 中3数学 基礎編(自学用)」の小冊子である。ただし全部やれ。というのではなく、好きなところ、必要なところだけやってもらえればよい。学校の宿題との兼ね合いである。「じゃ、やらなくてもいいのね。」では困る。皆さんは受験生なのだから。
※2時間目は国語。予告通り、古典の基礎の復習である。
国語の宿題は、テキストのp11と12、15と16の下段の古典問題。p17~20である。
※3時間目は社会。以前宿題としていたベーシック公民のp110と111の解答。それにp112の価格の働きと金融。の説明である。金融政策の詳しい解説(公定歩合、公開市場操作等)まではできなかった。
社会の宿題はベーシック公民p113と、入試特集と書かれた、地理・歴史のプリントである。プリントについては、1月4日にテストをする。よく学習しておいてほしい。
※昼からは、皇學館高校の平成24年の問題(つまり今年の問題)を演習、解説である。
※まず英語。相変わらず、たくさん読まされる。なかなか意地の悪い問題もある。5番の問題は皇學館お得意の文法的に間違っている文についての問題で、10の文のうち、間違っている文の個数を答えさせるもの。
最初、私も間違えた。everyday→every dayだそうだ。これはどうなのだろう。まあ確かに間違いではあるが、これを正しいと思うと、5番は0点である。4つまで分かっていて、これで間違えたとして0点は切ない。小選挙区の選挙みたいなもので○か×だ。
また10番の問題は沖縄への修学旅行について話している文についてである。長文が多いため、「まず設問から読め」と注意しているのだが、設問の修学旅行の日程表には、the first visiting place 、the second visiting place …と書いてあり、first と fourth と sixth の訪問場所を選択肢の中から選ぶ問題。設問はこれ1題のみ。
という事は、問題文を読むときに、ここが最初の訪問地、ここが2番目とチェックしていけばよいだけだ、これさえやっておけば、問題文を2度読む必要もない。
さてすらすらと読んでいったら最後に「ところで、首里城には行かなかったのかい。」「もちろん、いったさ。それは一番最初に行った場所だよ。」という文があった。ここまで首里城の事など何も書かれていない。
つまり、さっきのチェックで解答したのでは全部間違えてしまう。生徒によっては最後まで文をきちんと読んでいない者も多く、ブーブー言う始末。
これまた最後まできちんと読んでいなかった君が悪いよ。と言う話ではあるのだが、下手すると全部間違えてしまう。怖い怖い。
今日は2日前の反省を生かし、長文の訳を最初に配っておき、それに即して日本語訳を読みながら、リズムのある授業を心がけた。おかげで、だらだらになる事もなく、スピーディーでまあまあ分かり易い授業ができたのではないでしょうか。
英語の宿題…冬期講習宿題という小冊子。これは作るのに苦労した。(といっても原型は今年ではない。)1月4日に社会同様、この本の中から問題を選んでテストをする。(長文は除く)
※最後は数学。今年の皇學館高校の数学問題の演習と解答・解説。それほど難しい問題ではなかったが、最後にやるという事で、集中力も限界に達していたようだ。朝やればもう少し良い点が取れたように思う。50点満点で30点台が6名。最高で39点。40点は取れたでしょう。後は20点後半。2人10点台がいる。計算も良くできていなかった事になる。頭が痛い。年末年始は宿題のプリントの計算問題で練習してくる事。
最後に理科の宿題…前日に渡した、今年のぜんけん模試の問題。