1月30日(水) 中3
※1月4日から仕事を始めて、13日に三進連があった日以外は、一日仕事がない。という日がなかったので疲れがたまっていたのかもしれない。最近、目が痛いし、体の節々も痛かった。何より今まで経験がないのだが、瀕尿になってしまい、夜もほとんど1~2時間ごとにトイレに行きたくなるので妙だとは思っていたのだが、昨夜、突然寒くてたまらなくなり、かなりの熱が出てしまった。
今日は何とかなっているが、まだ本調子とはほど遠い。最近、授業記録がプログのようになってしまっているのだが、毎日ブログを更新している人はほんと、凄いと思う。
さて昨日の授業だが、国語から始めた。平成20年度の三重県公立高校、後期選抜試験問題の演習と解答である。
公立高校の国語の問題というのは、良問が多い。昨日の1番の小説は最近よく取り上げられる「重松清」氏の書いたものであった。
「本文中の言葉を使って」とは言っても、どこを使うのか判然としない設問が毎年のようにあるのだが、設問によってはこの条件はなくてもいいような気がする。
文章を読むと、こういう事実があったという事が、推察でき、それによって主人公がどう感じ、この行動をおこしたというのが分かる。それを素直に答案に書けばよいのだ。
私はこういう問いがあるのは好きである。文章のどこかしらから、答案を引っ張り出して書く事ばかり考えているのはどうかと思う。
二番の論説文?は梅竿忠夫(うめさおただお)氏の「知的生産の技術」からの問題だ。高校生の頃、岩波新書で読んだ記憶がある。全ての人にとって必要な文章というのは、芸術的な文章ではなく、分かり易く物事を人に伝達できるような『機能的な文章』である。というような話であった。
これまた、文章の選択といい、設問といい、国語の力を見るのにはふさわしい問題だ。高校生でも、現代国語の苦手な人は、公立高校入試の国語の問題を何年も解くといいと思う。
さて問題はよくても、これを採点しコメントするのは大変だ。11人の生徒一人一人に対してこの答案には、このことが書かれていないとか、言うのは大変である。
もう少し能率よくやれる方法はないものだろうか。国語の解説や添削で相当時間を食ってしまった。
※次は数学の「作図」の学習である。どういうわけか三重県は毎年「作図」の問題を出す。作図対策は不可欠なのである。
いつも言っているのだが、「作図」は1年のときにやるものではない。少なくとも証明や平面図形を終えてから、あるいはそれをやっているときにやるべきものだ。
まあでもそれだから今やると非常に効果は高い。これをやると作図の問題の正解率が、跳ね上がる気がする。
※三重高の合格発表があった。うちの塾生は4人しか受験しなかったのであるが、3人合格、それも3人とも特進で合格していた。一人は得点はそれほど悪くないと思ったのだが、だめだった。予想はある程度してはいたが、全員合格してほしかった。でもよく頑張ったと思う。